トピックス

令和7年度 第63回 東北地区肢体不自由教育研究大会(青森大会)

9月25日(木)、26日(金)の2日間にわたり、本校を主管校として、令和7年度 第63回 東北地区肢体不自由教育研究大会(青森大会)が開催されました。

大会の主題は「「一人一人の確かな学びを目指して」~肢体不自由教育における個別最適な学びと協働的な学びの充実~」です。

大会初日の9月25日は、青森県外の東北地区からの参加者を対象として学校公開を行いました。参加者は午前に青森第一養護学校を見学した後、本校を見学しました。

授業の中で、生徒が参加者の方々にインタビューをして東北の特産品などを教えてもらう、という活動があり、和やかに交流する場面も見られました。参加者から本校職員へ多くの質問が寄せられ、みなさまの熱量を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

大会2日目は、青森市内のアピオあおもりを会場として約160名が集まり、分科会と講演が行われました。

午前の分科会では東北6県から話題提供があり、先生方の指導実践について発表が行われました。協議や指導・助言を通して今後の授業に生かそうという真剣な雰囲気を感じました。

午後は文部科学省初等中等教育局 視学官 菅野 和彦 氏により、「特別支援教育の動向と肢体不自由教育への期待~一人一人への確かな学びの実現~」と題して講演が行われました。

講演では、今後の学習指導要領の改訂の方向性や、ICTを活用した肢体不自由教育の効果的な指導内容・方法について、具体的に解説をしていただきました。

2日間にわたって行われた本大会は、東北地区の教員が集まって時間を共有することができた貴重な機会となりました。この大会で得た知見が東北の各校に還元され、さらなる肢体不自由教育の充実・発展につながるものと感じた大会となりました。

御参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。